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テストステロンが人間を攻撃的にするという「定説」を否定、研究



研究では、女性被験者120人にテストステロンまたは偽薬(プラシーボ)を与え、お金の取り分を交渉させる実験を行った。  その結果、テストステロンを与えられた被験者はプラシーボを与えられた被験者より正当かつ公平な申し出をし、断られるリスクを最小限に抑えようとする傾向にあることが分かった。  これは、テストステロンの投与により社会的地位に対する意識が高まり、テストステロンを与えられた被験者がプラシーボを与えられた被験者より社会的地位を重視したことを示している。

120人なので、正直これだけをもって、攻撃性がないというのは、疑問ですが、動物ではない人間の場合は、動物における攻撃性が、社会的地位の欲求に、とって代わるのかもしれません。

さらに研究では、テストステロンの効果に関する「定説」が非常に強力で、テストステロンを投与されていなくても、投与されたと信じるだけで攻撃的な振る舞いをすることが示された。

二重盲検法で、一つのグループには、テストステロンを投与しますといって、実際は何も投与していない、そのグループの行動は、プラセボ効果によって引き起こされたと仮定されますが、人間の思い込みが、その人の行動原理に、かなり影響するという事が分かるのかもしれません。

ミノキシジルやフィナステリドの有効性も、二重盲検法の治験で、効果が立証されているものです。有効成分と偽薬、それぞれを投与した場合の効果に差があり、その薬剤の有効性が立証される。

しかし、これも不思議な事に、薬剤が入っていない偽薬を投与されたグループでも、僅かかもしれませんが、効果が現れる場合があります。というか、フィナステリドの場合は、偽薬を投与されたグループで、その様な結果が出ていました。

この効果というのが、どの程度かは覚えていないのですが、当然そんな目に見える効果ではないと思いますが、目視判定で効果があったと認定されているはずなので、やはり一定の効果(産毛に毛が生えた程度かもしれませんが。)があったという事だと思います。

数年といった長期的なスパンでは、そのプラセボで得た効果も、維持できないとは思いますが、治験で僅かでも、この様な結果がでるという事は驚いてしまいます。以前にも言いましたが、プラセボ効果も馬鹿にはできません。

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