細胞外マトリックスによる毛髪再生医療②
昨日の細胞外マトリックスによる毛髪再生技術を開発したHitzig医師の公式サイトでも今回のニュースについて掲載されていたのでご紹介したいと思います。特にMatriStemについて詳しく言及されています。
近年における再生医療の世界はとてもエキサイティングだ。(切断された)指が再生したり、臓器や心臓の弁が培養され、患者への移植にも成功している。そして今や再生医療業界ではトップランナーの企業であるACell, Inc.から、整形外科であるGary Hitzigのニューヨークのオフィスに、MatriStemが自毛移植した部位において、手術の傷跡を目立たなくしたりや移植された毛髪を成長させる効果があるのかどうか調べてほしいとの依頼があった。
MatriStemは自毛移植に用いるためのドナー部位から採取された毛髪やヒゲに使われ、移植先であるもともと薄毛になっていた部位で移植された毛髪が成長するかどうかを調べることになった。過去6ヶ月において、ACell社の製品であるMatriStemは、8人の自毛移植患者に用いられ、その被験者うちの1人はHitzig医師自身である。
ACell社が特許を保有している細胞外マトリックス製品は、FDAの510(k)申請書により保護されており、(一般的な治療では)満たされないような臨床上のニーズに対応するものであり、安全かつ効果的な治療結果をもたらしてくれる。 MatriStemは豚の膀胱に由来するものであり、Urinary Bladder Matrixの頭文字をとってUBMの名前で呼ばれており、MatriStem™の商標で登録されている。
ACell社のコアとなる技術は、天然素材であり、細胞自体は含まず人体に完全に吸収されるバイオ素材である。同様に最初の世代となる細胞外マトリックス技術は、50万人以上もの被験者の治療に用いられ目を見張る効果をあげている。ACell社のMatriStem製品は、表皮組織の細胞の成長など多方面での応用に理想的な細胞基底膜をとりこんだユニークな特性をもつ次世代の細胞外マトリックス技術である。
”我々は自毛移植のため毛髪を採取して髪の毛がなくなったドナー部位と、もともと薄毛になっており自毛移植を受けた部位の両方において新しく毛髪を成長させている。”とMemorial Sloan-Kettering病院の整形外科でもあり、ニューヨークのColumbia Presbyterian メディカル・センターの担当医でもあるTed Chaglassian医師は語る。さらにTed Chaglassian医師はこのように語る”ここから我々が始めることは、誰にも予想のつかないことだ。未来の毛髪再生医療が、まさにこの現在において現実のものとなったのだ!!。”
我々は、若干名の被験者を追加し、このFDA承認のMatriStem MicroMatrixを用いてさらに研究を拡大していくつもりだ。MatriStem MicroMatrixは、損傷した部位において、豊富な血管新生を引き起こしてくれると同時に、前駆細胞をはじめとして多くの細胞を引き寄せることで、様々なタイプの細胞組織へと分化させる。治癒する過程において、MatriStemは人体に吸収されると同時に、損傷していた部位は再構築される。その損傷していた部位には、本来あるべきかたちで再生された毛髪を含めて新しい組織が出来上がっているのだ。
■引用元
Acell - New York Surgical Hair Restoration Surgery for Men and Women at NY Hair Restoration Transplant Treatment Surgeon Center:より翻訳
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