毛髪成長を制御する遺伝子Lhx2 – Umeå University -
2010/07/18- Umeå_University公式サイトより -

Lhx2遺伝子が活性化すると、毛髪の成長を増加することが明らかになった。スウェーデンのウメオ大学Leif Carlsson教授が率いる研究チームにより明らかにされ、科学誌のPLoS Geneticsで発表された。今回の研究結果は、従来の考え方の一部に変更をせまるものとなった。
毛髪は、体温の制御や身体の防御、(動物の)季節にともなう毛変わり、社会的交流に欠かせないものである。毛髪は毛包により作られており、これは皮膚に存在し毛髪を生み出すことに特化された複雑な器官である。全ての毛包は胎児期に作られ、新しい毛髪は、成長期、退行期、休止期という毛髪成長サイクルを通じ一生に渡り生み出され続ける。
毛髪の長さは、成長期の長さにより決定される。例えば、頭部に毛髪であれば成長期は数年にも渡る一方、まつ毛の場合であれば、成長期は数ヶ月程度である。
毛髪の成長期が過ぎると、毛包は退行し、休止期へと入る。そして休止期の後、新しい毛髪が作られ以前の古い毛髪は押し出され抜け落ちる。このような毛髪成長の複雑な制御機構の理由については、まだ分かっていない。しかし、季節に応じて毛髪の成長をあわせるためではないかということは示唆されてきた。
今回の研究において、Leif Carlssonの研究チームでは、遺伝子Lhx2の転写因子が、毛髪形成の重要な調節因子であることを明らかにした。遺伝子Lhx2は、毛髪の成長期においては活動しており、休止期においては不活性状態となる。したがって、遺伝子Lhx2が停止すると毛髪を生み出すことができなくなる。
これまでも研究者達は、遺伝子Lhx2が、毛髪形成において機能的に関わっていることを示してきた。しかし(今回の研究では)、さらに毛包における遺伝子Lhx2の活性化が、毛髪の成長期を開始させ、そして毛髪を生み出すことを明らかにしたのである。したがって、遺伝子Lhx2は毛髪成長を制御する上で重要な遺伝子である。
これは、以前に他の研究チームにより発表された知見と、明確に異にする。Leif Carlssonの研究チームでは、遺伝子Lhx2が主に発現している領域というのが、毛包幹細胞が存在しているバルジ体の外側であることを明らかにしたのである。今回の研究チームは、遺伝子Lhx2が、毛包そのものを形成や、毛包の成長を開始する上で必要な存在
であることを示した。さらに出生後の遺伝子Lhx2のトランスジェニック発現が、毛髪の成長期を開始し、毛髪の成長を促す上で十分である。
今回の発見は、遺伝子Lhx2の機能について、以前の知見と比較し、新たな解釈をもたらすものである。バルジ体にある細胞ではなく、主にそれとは別の前駆細胞の中において、遺伝子Lhx2は定期的に発現している。つまり毛髪を形成し成長する上での必要な因子である。
Plos誌における「Cyclic Expression of Lhx2 Regulates Hair Formation」はこちらから。G Törnqvist, A Sandberg, AC Hägglund, L Carlssonにより2010年4月8日発表。さらに詳細な問い合わせについては、ウメオ大学Leif Carlsson教授へ。電話番号は+46 (0)90-785 44 36 ; 携帯電話は +46 (0)70-374 79 51まで。
■引用元
Gene that regulates hair growth identified - Umeå University, Swedenより翻訳
■いただいたご意見
私の偏見かもしれませんが、日本の三大カツラ育毛業者というのはどうも信用ができません、一度騙された経験からだと思いますが、私にとってはただの詐欺会社に写ります。
そんな会社が高度な再生技術など開発できるのでしょうか?
ご意見どうもありがとうございます。過去には騙された経験がおありとのことで、お怒りになられるのはもっともなことであると思います。確かにご指摘のように毛髪業界にグレーな企業があるのも事実だと思います。ただ毛髪培養を始めとした毛髪再生医療が複数の企業で開発が行われている今、それに追いついていかなければ淘汰されていくだけともいえます。おそらくそのあたりは彼らも認識しているのでしょう。取り敢えず2014年の毛髪培養の市場投入を注視していくこととしましょう。
あと四年ですか。
競争の激化でさらに早くなるかもしれませんね。
ご投稿ありがとうございます。毛髪培養以外の種類の毛髪再生医療も開発されているため競争圧力はプラスに働く
ことと思います。すでに2010年の段階で日本国内でも、HSCを用いた毛髪再生医療が来月から開始するとのことですから今まさに毛髪再生医療が現実のものになりつつありますね。
actistemの日本語サイトはどうやら本社とは関係無いフィッシング詐欺サイトのようです。
未だにそれについて言及としていないという事は、ここと繋がっているという事でしょうか?
情報ありがとうございます。なお私のブログは、個人的に毛髪再生医療の研究情報を収集しているだけですので、憶測でネガティブなことをお書きになるのはご遠慮ください。
発行元とは、例えばVISAとか、DCとかのサイトということですか?
セキュリティに引っかかってしまっているなら、どうすれば解除できますか?
ご投稿ありがとうございます。上記のご指摘にもありますように、日本語サイトのほうは詐欺の可能性があるとのことです。本社のサイトをご利用されたほうが安全かと思われます。
日本語のHPでメールしたり、自分で調べればやり方がわかると思いますよ。
日本語の方じゃなくて公式の方で購入した方がいいのでは?
ご投稿ありがとうございます。公式サイトを利用したほうがよさそうですね。
hana様
大抵クレジットカードの裏面に発行元の会社が
記載されていると思います。
ご投稿ありがとうございます。
ペプチドクリームを購入したいのですが、上記にのっている
日本語サイトで注文したのですが、<このクレジットカードは使えません>とエラーになります。クレジットカードが
三枚あるのですが、すべてダメでした。
どうすれば購入できますか?
※上記の件ですが、各クレジットカードの発行元のサイトのキーワード検索欄に「本人認証」と入力して検索してみてください。不正使用防止のセキュリティに引っかかってしまっているかもしれません。
管理人様失礼しました。2014年と言わずに
もっと早く投入されるといいですよね(^-^)
思うのですがここ最近毛髪培養ラッシュですよね。
庶民にも手の届く金額だと嬉しい限りですが。
ご意見ありがとうございます。今年は毛髪再生医療の開発成果を伝えるニュースが多く出ますね。徐々に毛髪再生医療が現実のものになりつつあります。
管理人様良いニュース&ご意見ありがとうございます。
上の方の後意見のように確かにアデや有名ヅラ業界は
全てあまり信用できませんが、このままではまずいと心
を入れ替えて頑張っているのかもしれないと
前向きに考えて・・。^^:
ただ効果がなかった20%側になったら救いようがないなぁ
とそこが気になりますね。私のように生まれつき遺伝で
の人は効果が出ずらいとか中年以降の人にはいまいちだった
など具体的なデーターがでてくる事を期待しつつ・・
ご意見ありがとうございます。ご指摘のように毛髪再生医療の開発が進み、毛髪業界にも自浄作用が働くかもしれませんね。毛髪培養の効果がある人の割合ですが、今後の開発次第でさらに向上すると思いますし、毛髪再生医療も複数の選択肢も複数出てくると思います。研究開発に期待したいところですね。
この毛髪培養は生え際にも有効なんですかね?
記事を見る限り生え際のデザインには今ある自毛植毛の方が向いてるんですか?
ご意見ありがとうございます。まだ断定はできませんが、毛髪培養と自毛移植と組み合わせて治療するというタイプも出てくるかもしれませんね。
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