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TB4-7™ペプチドによる毛髪再生医療 – ActiStem -

2010/05/23
タイにある再生医療企業のAdiStem社の開発したAdiStem TB4-7™を、クリームの形にしたものがActiStem™である。このクリームは香港のActiStem有限会社を通じて販売されている。

AdiStem TB4-7™はもともと人体にあるチモシンβ4に類似した合成分子であり、幹細胞の移動と分化を促進するようだ。したがって毛髪以外にも怪我の治療、美容用途、筋肉の増強に用いることが可能とのことである。

- ActiStem公式サイトより-



ActiStem有限会社は、2006年に香港で設立され、ActiStem™を開発してきた。ActiStem™は、頭皮に存在する幹細胞を活性化させることにより、毛髪を太くし、成長させるものであり、白髪を黒い髪へと元の色に戻してくれるクリームである。

ActiStem™は、AdiStem TB4-7™ペプチドを成分としている。AdiStem TB4-7™ペプチドは、チモシンβ4活性化領域のペプチドに類似した合成ペプチドであり、クリームは毎日、夜寝る前に頭皮に塗りこむことで使用する。

TB4-7™ペプチドは、幹細胞研究から生み出されたものであり、脂肪由来の幹細胞の活性基であることが示されており、この幹細胞は毛髪を成長を助ける。この現象は臨床試験でも、医療上の理由により自分自身の幹細胞を投与された被験者において確認されている。TB4-7™は人体由来のTB4よりも、その安定した効果において、より強い特性を示している。

チモシンとは、43のアミノ酸から構成されるチモシンβ4の優勢型であり、1981年に胸腺より初めて分離された。チモシンβ4は、多くの細胞組織において保存配列を伴う16の関連分子をもつうちの一つである。この血清における循環レベルは、年齢と共に減少する。(この段落は少し専門用語が多かったため、訳は少し自信ありません。)

細胞レベルにおけるアクチンの結合において機能するものであり、幹細胞の移動や分化において非常に重要な役割を役割を果たす。

毛包は、バルジと呼ばれる領域において、幹細胞を含んでいる。毛包は退行期の初期に細胞死するようにプログラムされているが、バルジ体における幹細胞は毛包を新生させるものである。この段階において、バルジ体にある幹細胞は毛包と皮膚の両方に分化する。AdiStem TB4-7™は、a-7アミノ酸の活性型であるが、これは幹細胞を活性化し毛包と皮膚への分化を促するものである。

AdiStem TB4-7™ ペプチドは、合成型のペプチド類似体であり、比較的分子が小さいため、クリームとして頭皮に塗ることで、すぐに拡散する。また(頭皮以外にも)顔の皮膚の幹細胞を活性化についても、多くの男性と女性が試験利用を行っている。これは外見を若く保つ上でも有用のようである。

ActiStem™は、クリーム25グラムのうち、AdiStem TB4-7™を1mg含んでいる。試験利用のためのクリームは一つあたり53ドルである。利用者からのフィードバックを歓迎している。


■引用元
ActiStem Ltd. - Providers of stem cell activation technologyより翻訳


■補足情報
チモシンβ4の詳細についてはこちらのサイトで解説されており大変参考になります。


チモシンβ4
 ↓
G-アクチンとF-アクチン繊維を分離
  ↓  
バルジ領域における繊維状蛋白質が緩む
  ↓
細胞の拘束がとれ自由度が増加する
  ↓
毛包幹細胞の毛根へ細胞移動も増加
  ↓
毛髪が再生する




■いただいたご意見


30日で効果がでる・・ほんとだったらすごいですね!
ここまで言い切っていると逆に怪しくなったりするのは、
育毛業界のせいかもしれません(笑
この施術は、イギリスですでに実用化されているのでしょうか?



ご意見ありがとうございます。まだこの会社の情報を詳しく調べる必要がありますが、再生医療による薄毛治療はこれまでの治療法とは一線を画したものになるとなると思います。



この会社NHKの番組でやってました。
その時は髪ではなく豊胸や美容に細胞外マトリックスを使ってました。
会社の人はきれいな女性でも結婚して生まれた子供もきれいとは限らない。
この治療を受けているかもしれないからだ。と言っていました。
ハゲもまたしかりですね。あの時はテレビで髪については触れられていませんでした。
日本でもこの治療が早く受けられるといいですね。
イギリスの人いいなあ。
でも豊胸の治療はやたら高かったです。だからこの治療も…はあ。



ご意見ありがとうございます。ご指摘の番組は、「NHKスペシャル|人体“製造” ~再生医療の衝撃~」ですね。私はテレビを持っていないもので、直接は見損ねたのですが、興味をそそられる番組です。再生医療は、今の段階では、値段が張りますが、技術が一般化していくことにより徐々に手ごろな価格になっていくといいですね。



ペプチドのクリーム買うことにしました。
まだ届いてもいないけど効果があったら報告しますね。



ご意見ありがとうございます。翻訳が遅くなりましてすいません。幹細胞に働きかける成分を利用したクリームとのことなので、よい効果があるといいですね。



いい事尽くめですね

ゴールデンウィーク早々グッドニュースをありがとうございます。
安い、速い、うまいじゃないですけどこの記事が本当でしたら患者の体、
金銭面、精神面の負担も少なく効果も
永続的でしたらいい事尽くめですね。
さすが(よくもわるくも)大英帝国。

注射で幹細胞を注入するということは生え際も当然好きなようにデザインできるということですね。
それと前回紹介していただいた治療法を組み合わせると生え際も毛髪の量も思いのままですね。
立て続けにいいニュースをありがとうございます。

今年のGWはこれでいい気分で過ごせます。
ますますブログ応援しています。



応援ありがとうございます。2010年に入ってから、細胞外マトリックスによる毛髪再生、幹細胞の注入による毛髪再生など興味深い技術が登場してきました。今後技術が洗練されていくことにより、生え際などのデザインも含めて薄毛の治療が可能になっていくと思います。これからも毛髪再生医療の研究開発情報をお伝えしていければと思います。




自分を本当に許せる

前回と今回紹介されたような記事が実際に利用可能になると、
髪の毛のことで今まで私のことを嘲笑した人や、髪の毛
で悩んできた過去の自分を本当に許せると思います。

私は小学5年から原因不明の脱毛症に悩まされてきました。
おそらく父の虐待が原因ではないかと思うのですが。
でも、このような技術が実施、利用できれば父さえも許せると思います。



ご意見ありがとうございます。これまで大変な経験をなさってきたのですね。毛髪再生医療の登場は多くの人々の悩みを救うことになると思います。技術の進歩により多くの人たちの悩みから解放されることは非常に喜ばしいことですね。



ほうれいせんさん
お互いがんばりましょう

管理人さんコメント欄連絡に使ってすいません



どうもありがとうございます。同じ悩みを持つ方と、情報や意見を交換する際にもご利用くださいませ。


更新はまだですか



更新が遅れましてどうもすいません。AdiStem TB4-7™の記事を翻訳させていただきましたので、参考になさってください。



管理人さん

こちらの治療法が気になり、R&R Healthcare社とコンタクトを取ろうとしたのですが、Webサイトに記載されているメールアドレスは送信エラーになり、電話しようとすると電話番号はWebサイトに記載されていませんでした。

イギリス本国の人はどうやって、この会社とコンタクトを取っているのですかね?!

治療費用や効果によっては、挑戦してみたいのですが、如何せんコンタクトが取れないので、何もアクションを起こせません。

管理人さんのほうで、何かご存知でしたら教えてください。



情報ありがとうございます。現在のところサイトがダウン?している模様ですのね。動画がYoutubeにアップロードされたのも最近であることからサイトが運営されたのも恐らく最近なのだと思われます。そのためか海外のサイトでも会社に関する情報はあまり出回っていないようですが、引き続き状況を追いたいと思います。



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■担当記事について
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幹細胞による毛髪再生医療 臨床試験に成功 – タイ AdiStem -

2010/04/24
タイで幹細胞による再生医療を研究しているAdiStem社(過去記事を参照)。このAdiStem社が、6ヶ月にわたる毛髪再生医療の臨床試験に成功した。新しく毛包も形成されているという。このAdiStem社は以前より、幹細胞を注入する方法による男性型脱毛症の治療法を研究していた。公式サイトでの画像を見ても、治療効果は十分に得られているようだ。

また幹細胞を注入する方法以外にも、AdiStem社が開発したペプチドを含んだクリームを塗ることにより、被験者の幹細胞を活性化させることで毛髪を再生させる方法も臨床試験中とのことである。

- AdiStem社公式サイトより-



男性型脱毛症ならびに女性型脱毛症の6ヶ月にわたる毛髪再生の臨床試験が行われた。今回の臨床試験はバンコクにある世界的にも知名度のある毛髪クリニックと共同して行われたものである。結果は極めて有望なもので、次のような結果を得ることが出来た。

1、毛髪の成長
2、新しい毛包の形成
3、再生された毛髪では白髪が元の黒い髪の色になっている
4、毛髪の太さの増加

この治療では、AdiStem社が開発した方法が用いられ、活性化された被験者の幹細胞を、自身の頭皮に注入した。

毛髪を成長させるため上記の幹細胞の注入以外にも、当社では「 AdiStem TB4-7™ ペプチド」を開発し、特許を取得している。この「 AdiStem TB4-7™ ペプチド」も現在臨床試験中であり、有効な結果を示している。

「 AdiStem TB4-7™ ペプチド」を成分としたクリームに興味のある被験者は、販売業者のサイト(後日翻訳します)を通じて注文することが可能だ。

臨床試験の結果では、単に新しく毛髪を再生させるというだけでなく、多くのケースにおいて、白髪が元の髪の色に戻ることが確認されている。

「 AdiStem TB4-7™ ペプチド」1mgを成分としたクリームは、25gで53ドルである。AdiStem社では、2010年3月まで、このクリームを使用した被験者からのフィードバックを募集している。

○治療前後の比較画像


AdiStem社公式サイトより引用


AdiStem社公式サイトより引用


AdiStem社公式サイトより引用


AdiStem社公式サイトより引用


■引用元
Stem Cell Therapies | Stem Cell Therapy for Hair Growthより翻訳。


■いただいたご意見


十五年前には「五年後には薄毛は無くなる」と言ってました。十年前にも「五年後には~」と言ってました。五年前にも「あと二、三年もすれば~」という話があったらしいです。しかしここ二、三年は本当に指数関数的に発展しているような感じがします。管理人さんは薄毛治療の未来は明るいと思いますか?



ご意見ありがとうございます。これまではなかなか実現されてこなかった薄毛治療ですが、再生医療分野におけるここ数年の急速な進歩により、かなり現実的なものになってきましたね。今回のAdiStemの臨床結果をみても、薄毛治療の未来は非常に明るいものだと思います。


何か嬉しいnewsですね。プラセンタは肌の方で使用しましたが、化粧ののりがいい感じでした。hargは全然駄目。まったく効果がありませんでした。時間も短くて馬鹿高い治療費でした。すごく後悔しています。



治療の体験談どうもありがとうございます。プラセンタは胎児の因子を利用しているので効果が高いのかもしれませんね。成長因子を注入するHarg療法は、毛包それ自体を新しく形成するわけではないので、髪がなくなってから経過した期間が長い場合ですと十分な効果が得られないこともあるようです。

今回の幹細胞を注入するタイプや、Histogen社の開発しているタイプですと新しく毛包を形成するので、これらが商業化すれば、脱毛してからの期間が長い場合でも毛髪を新しく作り出すことが出来るようになってくると思います。かなりいい線をいっているようですので、早く商業化するといいですね。


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脱毛症の遺伝子APCDD1を特定 – Daily Telegraph紙 -

2010/04/17
今回は薄毛の原因遺伝子が新たに発見されたようだ。今回特定されたのは、先天性貧毛症の原因となる遺伝子APCDD1。この遺伝子の変異が、毛髪の成長を促すWnt分子シグナルを抑制するということである。今回はDaily Telegraph紙の翻訳とロックフェラー大学のプレスリリースを翻訳させていただいた。どちらも同様の内容であるが、ロックフェラー大学の記事のほうが、より詳細な解説をえることができる。


- telegraph.co.ukより -



研究者たちは薄毛の原因となる遺伝子を特定した。この遺伝子の変異により子供の時の段階から毛髪が薄くなる。

その遺伝子とはAPCDD1であり、毛包が収縮し、毛髪が薄くなる。

コロンビア大学の研究チームは、今回の発見が脱毛症の新しい治療へとつながるものと期待している。

このタイプの脱毛症は、先天性貧毛症(Hereditary Hypotrichosis Simplex )として知られており、研究者たちはこの先天性貧毛症の原因となっている遺伝子を特定した。

いっぽうで研究者達は、多くの男性の生活に影響を与えている一般的な脱毛症である男性型脱毛症の要因については、依然として明確ではないとしている。

今回の研究の中心でありコロンビア大学で皮膚科学・遺伝学を専門としていりAngela Christiano教授は、「今回の研究で先天性貧毛症の関係している遺伝子を特定したことにより、男性型脱毛症でも見られる毛包が収縮していくプロセスについて知見が得られた。」

「今回我々が特定した遺伝子により、男性型脱毛症の複雑なプロセスの全てが説明できるわけではないものの、特筆すべきは、男性型脱毛症と先天性貧毛症の両者は、同様の生理学的プロセスを共有しているということである。」

彼女の研究チームは、パキスタンとイタリアでの先天性貧毛症を持つ家系のデーターを元に研究を行った。

いっぽう、東京にある国立遺伝学研究所で研究を行っている相賀 裕美子教授は、遺伝子Sox21が毛髪の保持にどのように影響を与えているのか解明に取り組んでいる。

彼女の研究チームがマウス実験で遺伝子Sox21の働きをブロックしたところ、マウスの毛が有意に減少した。この研究結果は脱毛症の治療法につながる可能性があるという。

以前の研究においては、早発の脱毛症は、良好な健康状態にあることと関連を持っていることが示唆されている。

シアトルにあるワシントン医科大学の研究によると、早い時期に脱毛症になった男性の45パーセントは、前立腺ガンにかかりにくいということである。

■引用元
Hereditary baldness gene identified - Telegraphより翻訳



- The Rockefeller Universityより -



毛髪の成長につながる遺伝子が新しく発見されたことにより、将来の男性型脱毛症の治療につながる可能性がある、とこのようにコロンビア大学、ロックフェラー大学、スタンフォード大学の研究者たちは述べている。研究者達が発見したのはAPCDD1と呼ばれる遺伝子であり、先天性貧毛症と知られている進行性の脱毛症の原因となり、毛包を収縮させることで毛髪が薄くなり産毛へとなる。今回の研究結果は今週のNatre誌にて掲載される。

研究チームは、パキスタンとイタリアでの先天性貧毛症を持つ家系のデーターの分析を行い、今回の発見がなされた。研究者達は18番染色体に存在するAPCDDの変異を発見した。なお先行研究においても、18番染色体は男性型脱毛症などの他のタイプの脱毛症との関係性が示唆されており、毛包の形成に大きな役割を果たしていることが考えられている。

ロックフェラー大学のAli H. Brivanlou教授、Harriet Heilbrunn、博士課程のAlin Vonicaらを含む研究チームは、APCDD1がマウスにおいて毛髪の成長をコントロールする分子シグナルを抑制していることを発見した。従来はヒトにおいてWntによる分子シグナルは脱毛症に関係していないと見られていた。Wnt分子シグナルを操作することで毛包の成長に影響を与えるという今回の発見は、従来考えられていた以上に、ヒトとマウスにおける脱毛症のプロセスが類似しているということを示している。

コロンビア大学のAngela M. Christiano教授は、「先天性貧毛症の原因となる遺伝子が特定されたことにより、毛包の収縮するプロセスについての知見を得ることができた。この毛包の収縮は男性型脱毛症においても一般的に観察されるものである。」と述べている。

今回我々が特定した遺伝子により、男性型脱毛症の複雑なプロセスの全てが説明できるわけではないが、男性型脱毛症と先天性貧毛症の両者が、同様の生理学的プロセスを共有している点は重要である。

「先天性貧毛症に関係する分子の発見にたどり着いたことで、カエルにおいてこの分子を調べるのと同様にシンプルな方法で遺伝子検査をすることができる。」とBrivanlou教授は語る。Wnt分子シグナルにおけるAPCDDIの機能特定のヒントとなったのはカエルである。共同研究の結果、確認するに至ったという。

Wnt分子シグナルを操作することで、ヒトの毛包の成長に影響を与えることができると言う今回の発見は、今日利用可能な薄毛治療よりもさらに広い症状に対応することのできる治療法が可能であることを示唆している。「現在の薄毛治療というのは、単に男性ホルモンをブロックするだけだが、Wnt分子シグナルを使った治療では、男性ホルモンとは別のものであることから、これまでよりも多くの薄毛に苦しんでいる患者の治療が可能になる」とAngela Christiano教授は語る。

男性型脱毛症を含めて、他のタイプの脱毛症における複雑な遺伝子要因の理解に向けて取り組んでいる。これにより、薄毛の症状に対応する新しい治療法の開発につながる。「今回の研究は、どの分子シグナルや遺伝子が原因となっているのかを明らかにすることにより、薄毛の分子レベルでの解明に寄与している。」とBrivanlou教授は語る。

■引用元
The Rockefeller University » Newswireより翻訳




■いただいたご意見


いいニュースをありがとうございます

 今回の記事を読ませていただいて個人的に非常に嬉しい内容でした。
詳しいことは理解できませんでしたが毛髪の量が単純に4倍になると書かれていましたので。

 実は私もっとも髪の量があったとき高校2年のとき某アート○イチャーで
(私の毛髪の断面積を計測して)
「君の髪の量は成人の平均の4分の1だ」
といわれもの凄くショックを受けたことがフラッシュバックして鮮明に思い出されました。
現在39歳です。

この技術が早く実用化されたら即利用して「ああそんなこともあったな」と笑い飛ばしたいです。
何であれ希望があるということはありがたいことだと思います。いいニュースをありがとうございます。

他人にとってはどうでもいいことでしょうがこの技術が実施
されれば救われる人はかなりいるでしょう。
死んだ曾ばあちゃんも亡くなる間際にも「もっときれいになりたいと」いっていました。
老若男女を問わず美への欲求は根源的なものみたいですね。



ご意見ありがとうございます。細胞外マトリックスのもたらす効果というのは、思った以上のものであるようです。この細胞外マトリックスによる毛髪再生医療が商業化すれば、多くの薄毛に苦しんでいる人々が救われると思います。



更新ありがとうございます。
まだTRX2にしても細胞外マトリックスにしても時間はかかるようですね。TRX2は他社の情報を積極的に掲載していますがよほど自信があるのでしょうか?
私は今プラセンタ点滴を試しています。TRX2が出るまでの繋ぎといった感じですかね。あと肌の調子はかなりよくなりました。このサイトは育毛に関する一番の情報元です。これからも更新頑張ってください。



コメントいただきましてどうもありがとうございます。毛髪再生医療の実用化というのも、もはやSFの世界ではなく、比較的近い未来の話となってきました。TRX2も開発者が生物化学をバックグラウンドをしているということは、毛髪形成に関わる分子シグナルを使うものなのかもしれませんね。その意味で、彼自身も治療法の確立にそれなりの確信をもっているのだと思われます。多くに人々に、より広い治療の選択肢が開かれるようになっていくと思います。


更新楽しみにしていました。いつもありがとうございます。
この実験、ある程度高齢の人では難しいのでは?と思ってしまいましたが・・。
強引な営業で評判悪いアデですが、実験の方は期待しています。もう待ってる間に年をとってしまいますので、どの年齢でも増やせるという所が実現されるものを願っています。



ご意見ありがとうございます。再生医療では毛髪再生医療のみならず、老化の抑制というものも可能になってくると思います。おそらく近い未来において、年齢が高くなっても、若い年齢の容姿を維持することができるという社会が実現するかもしれないと個人的に思っています。今後の技術の進展が楽しみですね。



TRX2は他の会社の宣伝?というかそんなのが多いですね。自分とこのを早く出してほしいです。



ご意見ありがとうございます。TRX2の公式サイトでは、毛髪再生医療への知識を深める趣旨で、他の治療法についての情報も紹介しているようです。開発にはしばらく時間が必要と見られますが、市場に投入されることになるのはさほど遠い未来のことではないでしょう。


更新どうもです。
細胞外マトリックスはまだまだ時間がかかりそうですね。



ご意見ありがとうございます。細胞外マトリックスもまだ研究開発の時間は必要のようですね。ただ毛髪再生医療の中では、比較的方法もシンプルであることから、わりと早く実用化されそうな気もします。研究開発の進展を見守っていきましょう。


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毛髪と組織工学

2010/03/14
本日2つ目の記事は、毛髪と組織工学についてです。hairfolliclecells.comでは、将来的な毛髪再生治療の方向性としては、毛髪培養と遺伝子操作を指摘しています。組織工学による毛髪再生のアプローチ全体についての理解を深める上で参照にしてみてください。


- hairfolliclecells.comより-




○組織工学とは

生体組織、細胞、成体組織内の分子などを工学技術や自然科学の力をもって操作することを組織工学という。組織工学では、生体組織の機能についての理解や、新規の治療器具の開発を行うことも含まれる。


○毛包と組織工学

毛髪の存在は、男性においても、女性においても、自身がどのように見られるのかという精神面への状態について非常に大きな影響をもたらしている。自分自身に自信を持つという点においても毛髪の存在は極めて重要である。

脱毛が生じると、人は脱毛を直す手段を探しもとめることになる。ある人は脱毛の進行を抑制する治療薬を貯めるかもしれないし、また別の人はサプリのような方法を試すかもしれない。人によってはカツラのような方法を試す人もいるだろう。

しかしながら、最も効果のある治療方法というのは、成長サイクルをもつ毛髪を新しく作り出すことであろう。

毛包というのは極めて小さな器官ではあるものの、毛髪を生み出すパワフルな工場でもあるのだ。ただし、毛髪というのは、常に作り出されているのではなく、成長期、退行期、休止期を経てやがて髪の毛は抜け落ちるのである。そして次の新しい毛髪がうみだされる。この一連のサイクルのことを毛髪の成長サイクルという。

この毛髪の成長サイクルを適切に操作するためには、毛包内の必要な細胞が、適正な分子シグナル特性を有することを必要とする。

これまで研究者達によって、毛包内に存在する細胞を採取し、それらの細胞の集合体が、上皮と結びつくことで新しく
毛包を形成することが示されている。

したがって組織工学的に毛髪を再生させるためには、毛包内の細胞や上皮由来の細胞を採取することがスタートラインということになる。これらの採取された細胞は、毛乳頭細胞のみ、あるいは上皮の細胞と共に培養され、薄毛になっている頭皮部分へと移植される。そしてこれらの移植された細胞が新しく毛髪を作り出すのである。



○組織工学による毛包再生の可能性

拒絶反応を避けるために、自己の毛包組織を用いることで治療を行うアプローチがとられるだろう。つまり移植する細胞は、本人から採取した細胞を用いるということである。

しかしながら、毛包というのは主要組織適合抗原遺伝子を発現しない免疫特権部位(他人のものでも拒絶反応を起こさない)である。この特性はすなわち、移植のために異種の毛包組織を用いることが出来る可能性があることを意味する。(つまり、移植するために、他人から採取した毛包細胞を使うことも可能であるということである)

この他人の毛方を使う方法は実験ではすでに成功している。すでに他人のから採取した毛包組織を移植することには成功しており、この方法による治療の可能性は試す価値は十分にある。しかしながらこの種の治療アプローチには、安全性の検証や法的面のハードルをクリアするためには、非常に大きな資金が必要となる。したがって他人の毛包を移植する治療方法の開発には、大半の企業にとっては資金的に困難である。

もうひとつの治療アプローチは、試験管の中で、毛包を作り出すというものである。そしてこの試験管内でつくりだっされた毛包を頭皮に移植することになる。この方法では、複雑な培養システムや、培養するために立体構造による細胞の足場も必要となる。また細胞を適切な毛包細胞へと分化させるために、成長因子を追加することも必要だろう。

また別の方法としては、成体適合素材を用いる可能性もある。この方法では、毛包細胞の遺伝子操作を行う。この遺伝子操作された毛包を外科的手段により適正に配置する。

これらの方法は、毛髪再生医療を目指しているいくつかの企業によって研究されている。現在のところは実用化していないが、来るべき数年のうちに、有効な治療オプションとなることがはっきりすることだろう。


■引用元
Bioengineering the Hair Folliclesより翻訳

■個人的見解

毛髪再生医療の第一世代としては、毛髪培養や、細胞外マトリックスによる毛髪再生、毛髪形成分子シグナルを応用したものが近い将来登場すると思われる。そして第2世代の毛髪再生医療として、いつの時点になるかは分からないが、遺伝子治療なども登場するという流れになるのではないだろうか。


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Aderansによる毛髪再生医療 – trx2.com -

2010/03/14
諸事情にて記事の更新が大幅に遅れましてどうもすいません。TRX2の公式サイトを見たところ、海外の毛髪再生医療情報が紹介されていましたので、随時翻訳してまいりたいと思います。今回はTRX2で書かれているアデランスによる毛髪再生医療についての記事の翻訳です。

- trx2.comより -



アデランス研究所(Aderans Resesarch Institute)は、世界で最大規模を誇るカツラ製造企業であるアデランスの子会社である。アデランス研究所は、現在のところ毛髪培養の分野では先端を走っている。

他の企業が研究している毛髪培養は、毛乳頭細胞を単独で培養する1種類の細胞のみを用いるタイプのものである。しかしアデランス研究所が研究している毛髪培養は、2種類の細胞を用いるタイプのものであり、また細胞培養に立体構造の足場を用いるアプローチを採用している。なお、この技術に関する特許は2007年の段階で取得されている。

立体構造による足場を用いる細胞培養のプロセスは、およそ次のようにまとめることが可能である。


・培養に用いる細胞は後頭部の頭皮から採取される
・毛包を採取するのは、毛髪の成長に必要な毛乳頭細胞が必要なためである。
・毛乳頭細胞以外に用いるもう一種類の細胞については、それが何であるかは機密のままである
・培養された細胞は、酵素により培養地からいちど回収した後、それを足場へと移す。
・細胞の足場は、細胞が十分に容器の中で十分な密度になるまでかき混ぜられる。
・培養した細胞を含んだ足場は、最終的に頭皮へと移植され、新しく毛髪を作り出す。

現在、アデランス研究所は、フェーズ2に入っており、米国における6箇所の都市で臨床試験を行っている。これらの臨床試験は、アデランスによる毛髪培養の安全性と効果を調べるためのものである。アデランス研究所では、進捗状況について多くを公開しているわけではないが、2010年のうちに研究結果を公開するのではないかとみられている。

具体的な市場投入の時期はまだ明らかになっていないが、アデランス研究所の代表は、将来的に市場投入するつもりであることは以前からもたびたび意思をしめしている。


■引用元
Hair Loss Information - Aderans- trx2.comより翻訳


■いただいたご意見

ここを見ると細胞外マトリックスに関することが書かれていますね。翻訳サイトで見たら失敗しているようなことが
書かれていました。実際には、どうなんでしょう?



ご意見ありがとうございます。細胞外マトリックスによる治療が失敗したのではないかとのご指摘ですが、開発した医師のサイトでは現在のところも特に失敗したという情報は出ておらず、恐らくThe Bald TruthのネットラジオのDJによる批判が一人歩きしたのではないかと思います。

この毛髪再生技術を開発した医師が、この技術の今後の課題としてどのような場合でも一貫して毛髪が再生できるようにしていくことであるという発言に対して、The Bald TruthのDJがこの技術はインチキではないのかとかなり感情的に批判をしていたのでネット上でそれが誤解を受けて広まったのでしょう。

すでに別の会社からも同種の製品を日本の毛髪再生市場に投入しようという働きかけが日本の医師のところにもあったとのことから、今後の動向は注目されると思います。



相互リンクしていただきたくコメントさせていただきました。


タイトル:育毛から発毛まで髪に関するニュース

リンク先

どうかよろしくお願いします。



相互リンクいただきましてどうもありがとうございます。当サイト右の相互リンクコーナーよりリンクさせていただきました。今後ともよろしくお願いいたします。



管理人さまに相談したいのですが、わたしは自毛植毛を考えていました。しかし、毛髪再生技術が開発された今、管理人さまがもし私と同じ立場ならこの技術が商業化するまで待ちますか?


書き込みどうもありがとうございます。現在の治療選択肢として確かに自毛移植も有効な方法のひとつだと思います。
自毛移植に踏み切るかどうかとのご質問ですが、この点は、患者さんの薄毛に進行状況により判断がわかれてくるところかとは思います。

もし薄毛の状況がまだ初期の段階であるのならば、毛髪再生医療の実用化が視野に入りつつある現在、治療薬で進行を抑えながら毛髪再生医療の実用化を待つのもありなのではないかと思います。


読みやすい翻訳をいつもありがとうございます。この技術は具体的には最低でもあとどれくらいかかるのでしょうね。早く実用化されることを痛切に願っています。本来なら今頃には商業化される約束だったので少し残念でした。しかし低価格でいままでよりも確実にいい結果をだせるともとれる記事の内容には、かなりの期待を膨らませています。しかし仮に実用化されたとして日本で商業化されたら市場はすごいことになりそうです。需要供給のバランスからして低価格での実現は本当に可能なのでしょうか?それに日本の審査は厳しいと聞くので即認可されるか本当に心配です。そのところをよろしければ分かりやすく説明してもらえないでしょうか?もしよろしければお願いします。



ご意見ありがとうございます。ご指摘にもいただいたように毛髪再生医療が市場投入されれば、今までの毛髪業界のありかたを激変させることは間違いないでしょう。

価格設定については、なるべく手ごろな価格になるようにと、毛髪再生技術を開発している企業もかなり意識はしているみたいですね。TRX2の価格設定はまだなんともいえませんが、毛髪培養ですと、自毛移植と同程度の価格ラインをめざしているようです。

また毛髪再生医療も、細胞外マトリックス以外にも、毛髪培養など複数の治療選択肢が利用可能になるでしょうから、市場投入初期の段階では高いかもしれませんが、時間の経過と共に価格は手ごろなラインに落ち着いていくものと思われます。

あとは日本市場での認可ですね。一般的には認可までの時期が長いですが、これは既存の業界との力関係や判断する担当者のさじ加減というところも大きいと思います。かなり早く認可された例としてバイアグラがあげられますが、おそらく毛髪再生医療となれば、通常の病気の薬と違い、認可をする側の人たちの間にも毛髪に悩んでいる人は多いでしょうから、意外と認可されるのは早いのかもしれません。



細胞外マトリックス、失敗だったのでしょうか? 
ブログの更新まってます
(´・ω・`)
最近新しい記事無いですねorz



記事の更新が遅れましてどうもすいません。なるべく更新の頻度をあげさせていただきたいと思います。私の近況ですがTechinsight Japanにても記事を担当させていただいてますので、時間がありましたら最近の担当記事もご覧になってみてください。

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細胞外マトリックスによる毛髪再生医療②

2010/01/09
昨日の細胞外マトリックスによる毛髪再生技術を開発したHitzig医師の公式サイトでも今回のニュースについて掲載されていたのでご紹介したいと思います。特にMatriStemについて詳しく言及されています。 近年における再生医療の世界はとてもエキサイティングだ。(切断された)指が再生したり、臓器や心臓の弁が培養され、患者への移植にも成功している。そして今や再生医療業界ではトップランナーの企業であるACell, Inc.から、整形外科であるGary Hitzigのニューヨークのオフィスに、MatriStemが自毛移植した部位において、手術の傷跡を目立たなくしたりや移植された毛髪を成長させる効果があるのかどうか調べてほしいとの依頼があった。 MatriStemは自毛移植に用いるためのドナー部位から採取された毛髪やヒゲに使われ、移植先であるもともと薄毛になっていた部位で移植された毛髪が成長するかどうかを調べることになった。過去6ヶ月において、ACell社の製品であるMatriStemは、8人の自毛移植患者に用いられ、その被験者うちの1人はHitzig医師自身である。 ACell社が特許を保有している細胞外マトリックス製品は、FDAの510(k)申請書により保護されており、(一般的な治療では)満たされないような臨床上のニーズに対応するものであり、安全かつ効果的な治療結果をもたらしてくれる。 MatriStemは豚の膀胱に由来するものであり、Urinary Bladder Matrixの頭文字をとってUBMの名前で呼ばれており、MatriStem™の商標で登録されている。 ACell社のコアとなる技術は、天然素材であり、細胞自体は含まず人体に完全に吸収されるバイオ素材である。同様に最初の世代となる細胞外マトリックス技術は、50万人以上もの被験者の治療に用いられ目を見張る効果をあげている。ACell社のMatriStem製品は、表皮組織の細胞の成長など多方面での応用に理想的な細胞基底膜をとりこんだユニークな特性をもつ次世代の細胞外マトリックス技術である。 ”我々は自毛移植のため毛髪を採取して髪の毛がなくなったドナー部位と、もともと薄毛になっており自毛移植を受けた部位の両方において新しく毛髪を成長させている。”とMemorial Sloan-Kettering病院の整形外科でもあり、ニューヨークのColumbia Presbyterian メディカル・センターの担当医でもあるTed Chaglassian医師は語る。さらにTed Chaglassian医師はこのように語る”ここから我々が始めることは、誰にも予想のつかないことだ。未来の毛髪再生医療が、まさにこの現在において現実のものとなったのだ!!。” 我々は、若干名の被験者を追加し、このFDA承認のMatriStem MicroMatrixを用いてさらに研究を拡大していくつもりだ。MatriStem MicroMatrixは、損傷した部位において、豊富な血管新生を引き起こしてくれると同時に、前駆細胞をはじめとして多くの細胞を引き寄せることで、様々なタイプの細胞組織へと分化させる。治癒する過程において、MatriStemは人体に吸収されると同時に、損傷していた部位は再構築される。その損傷していた部位には、本来あるべきかたちで再生された毛髪を含めて新しい組織が出来上がっているのだ。 ■引用元 Acell - New York Surgical Hair Restoration Surgery for Men and Women at NY Hair Restoration Transplant Treatment Surgeon Center:より翻訳

細胞外マトリックスによる毛髪再生医療に成功 – 米 bignews.biz -

2010/01/07
新年明けましておめでとうございます。2010年の最初の記事を、皆さんにとってうれしいニュースで書くことができることをとてもうれしく思います。そのニュースとは米国の研究者が新しいタイプの毛髪再生医療の開発に成功したというものです。以前に細胞外マトリックスによる毛髪再生医療の可能性について考察(過去記事を参照)したことがありますが、実際に実験してみてところ新しい毛髪再生医療の開発に成功したようです。

- bignews.bizより -

BigNews.biz

ニューヨークとシャーロット(米国ノースカロライナ州)を中心に活動している外科医と研究者であるGary Hitzig医師とJerry Cooley医師の2人は、『 MatriStem® MicroMatrix™ 』このFDAから承認を受けている外傷治療に用いる粉を使うことで初めて毛髪再生を行うことに成功した。

Hitzig医師とCooley医師は、毛髪の成長がストップした部位において、新たにたくさんの毛包を作り出すことに成功した。これは今まで多くの毛髪の研究者が目指してきたことで、革新的なものである。

MatriStem® MicroMatrix™は、再生医療の開発企業であるACell, Inc.が販売している製品であり、(損傷した)組織の治癒や成長を促進させるパウダーである。このパウダーはもともとは糖尿病による足の壊疽や静脈性潰瘍、床擦れ、重度の怪我、第二度熱傷、手術部位の治癒を意図したものであるが、今や薄毛になっている部位や自毛移植を受ける部位における毛髪の再生を助けることが証明された。Hitzig医師とCooley医師は、このMatriStem® MicroMatrix™の持つ特性が毛髪再生医療を含めて広い分野の治療に有用であることを明らかにした。

MatriStemは、損傷部位における血管新生を促進したり、細胞が増殖、分化するための足場となることで治癒する過程に変化をもたらすものである。Hitzig医師とCooley医師は、MatriStemが毛包についても、人体にもともとある組織を再生させることを明らかにした。

”我々はMatriStemを毛髪再生のために用いることにより驚くべき技術的革新を達成することができた。”とHitzig医師は語る。”我々は薄毛の部位において成長する毛包を増やすことに成功した。さらに、(自毛移植された)毛髪の成長速度を促進することも発見した。この新しい毛髪再生医療の手法は、自毛移植の手術をよりメスのいらないものにするだろう”と語る。

”我々は予備研究の結果に興奮している。”とCooley医師は語る。”MatriStemを残っている毛包とあわせることにより、本当の意味での毛髪再生を行うことが出来た。さらに研究を進めることにより、毛髪再生の手法を一貫した洗練されたものにすることができるだろう。特に毛髪が無くなってしまい従来の自毛移植が出来ないような患者には有用だろう”と言う。

この細胞外マトリックスの研究は、もともとは、この怪我を治癒させるこのパウダーが、自毛移植の移植痕を消し毛髪の成長を助けるかどうかを調べることを目的としていたのだが、思わぬ結果により毛髪再生医療における革新的な結果につながった。

Gary Hitzig医師は、ニューヨーク公認の自毛移植外科であり、本「Help and Hope for Hair Loss」の著者でもある。またHitzig Linear Punchという、非常に鋭い使い捨ての外科手術用の穿孔機を開発し、世界中の外科医に向けて流通している。いっぽう世界中の自毛移植の学会において多くの論文の評価記事を発表している。Hitzig医師は、全米毛髪学会国際自毛移植学会全米毛髪会議のメンバーでもある。Hitzig医師の連絡先は、TEL (516) 536-0385または公式サイトから。

Jerry Cooley医師は、ノースカロライナ州シャーロットにおける公認の皮膚の専門医であり、全米自毛移植外科委員会のメンバーでもある。現在は国際自毛移植学会の副理事をつとめており、学会ではしばしば講義を行っている。また多くの記事や著作を執筆しており、自毛移植外科医に最も広く読まれているthe Hair Transplant Forum Internationalの共同著者でもある。Cooley医師への連絡はTEL (704) 542-1601または公式サイトまで。

■引用元
Researchers Develop First Successful Hair Cloning Technique - Major Advancement in Hair Restorationより翻訳


■個人的見解

細胞外マトリックスにより毛包を直接再生させることが可能であることが証明されたのは非常に画期的なことだ。毛髪培養やHistogen社の毛髪再生医療の手法と並んで有効な治療の選択肢になるのではないだろうか。今後の研究の進展が期待される。


■いただいたご意見

はじめまして、26の若ハゲです。プロペシアも効果なく絶望状態で毛髪培養だけが希望です。毛髪培養が未だに成功しない理由(問題点)は何なのでしょうか?


ご意見どうもありがとうございます。プロペシアなどで十分な効果が得られず、毛髪培養に期待されているかたは非常に多いと思います。毛髪培養で課題となっているのは、毛乳頭細胞を継代培養をするうちに毛包を作り出す能力を失ってしまうこととされています。この要因のひとつには、毛乳頭細胞が毛包を作り出す能力を維持させたまま培養するには、皮膚における周囲の細胞との相互作用が必要だと推測されており、毛乳頭細胞を周囲の細胞と一緒に培養するといった研究もされているようです。

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幹細胞に毛髪再生させるタンパク質 発見 – SkinInc.com -

2009/10/03
Nature誌に発表された研究によると、毛包や皮膚の形成、および幹細胞の維持に関係しているタンパク質が発見された。今回の研究は米国のロックフェラー大学の研究者チームによりおこなわれたものであり、薄毛の治療に用いられる可能性があるという。

- SkinInc.com -

skininc

ロックフェラー大学の研究者たちは、皮膚幹細胞に働きかけ、皮膚と毛包を作り出させる2種類のタンパク質を特定した。Nature Genetics誌に発表されたこの研究では、タンパク質Tcf3とTcf4が表皮や毛包を活性化し再生させるものであることが特定された。研究者達によれば、今回の発見はヤケドでダメージを受けた皮膚の治療や薄毛の治療に用いられる可能性があるという。

毛髪再生医療 PRP Therapy 登場 – 米FOXニュース -

2009/09/25
米国では毛髪再生医療としてPRP Therapy (多血小板血漿:Platelet Rich Plasma therapy)が考案され実験的な治療が行われているようだ。これは患者の血液を採取し、血液中に含まれる成長因子を分離したものを頭皮に注入し発毛を促進させるというものである。

日本のHarg治療とほぼ同じものであるが、Harg療法が成長因子をヒト脂肪幹細胞から分離しているのに対して、PRP Therapyは血液中から分離している。毛髪培養が実現するまでのつなぎの治療として有望だと思う。

またPRP Therapyは毛髪再生医療だけとしてではなく、皮膚の若返りやスポーツなどでの損傷時に応用することも行われているようである。

- Youtubeより -


今回紹介する薄毛に悩む男性が待ち望んでいた画期的な薄毛治療というのはどのようなものでしょうか?その治療はまだ実験的な段階ですが、新しい治療法は髪の毛が薄くなりつつある男性を助けてくれるようです。
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